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プロフィールProfile

Emi Nakamura
中村恵美

東京生まれ。4歳よりピアノを、11歳よりチェンバロを始める。 16歳でポーランド、クラコフ放送交響楽団と共演。
1998年東京都立芸術高等学校音楽科(ピアノ科)を卒業後、渡仏。
2000年パリ市立高等音楽院チェンバロ科を卒業後、2004年パリ国立高等音楽院チェンバロ科にてディプロムを取得し卒業。
2002年パリ国立高等音楽院の交換留学制度でアムステルダム音楽院に3か月留学。2002年イタリア、シエナのキジアーナ音楽院夏期マスタークラスにてディプロム取得。

チェンバロ独奏を加久間朋子、梶山希代、川合由美子、渡邊順生、故鍋島元子、ノエル・スピート、クリストフ・ルセ、ピエール・アンタイ、オリヴィエ・ボーモン、ケティル・ハウグザンド、メーノ・ファン・デルフト他の各氏に師事。
また、通奏低音および室内楽をノエル・スピート、ブランディンヌ・ラヌー、ケネス・ヴァイス、ジョン・チュベリ他の各氏に師事。

シャン・シュール・マルヌ城やパリ、ブローニュの森バガテルでのリサイタルの他、アンサンブル、ラ・フェニーチェの通奏低音奏者としてマサ・モンターニュ音楽祭などに出演している。
2004年帰国後は、ソロリサイタル「フランソワ・クープランの三夜」を開催するなど、自主公演を精力的に行う。
フランスや欧州各地で学んだ知識と演奏技術をもとに、それを発展させた自身の音楽性、音色は唯一無二ものとして定評がある。ソロ活動の他に、及川れいね氏との二台チェンバロデュオ 「デュオ・ミュゲ」の活動も長年続けている。
通奏低音奏者としては、ソリストの個性に寄り添うことを得意としている。
故江崎浩司氏、一噌幸弘氏、チェコフィルハーモニー弦楽四重奏団など様々なアーティストとも共演。
NHK文化祭、東京・春・音楽祭、寄席クラシックスなどに出演している。

2007年、ソロCD「デュフリ作品集」レコード芸術準特選盤、朝日新聞推薦盤他、2018年、W.バードの作品を和楽器とコラボレーションしたCD「W.バードand Japan」をリリース。
通奏低音奏者としても数々のアーティストの作品に参加している。